金田一です。
によって 石坂 浩二
4.6 5つ星のうち(5人の読者)
電子ブック金田一です。無料ダウンロード - 内容紹介 観てから読むか、読んでから観るか!?金田一耕助の謎がいま解ける! 金田一耕助を語れば<人生>が見えてくる!「金田一の鞄の由来は?」から「金田一はナゼ、犯人をつかまえないの?」といった永遠の謎まで、『犬神家の一族』主演俳優自らが縦横無尽に綴る、初の<金田一耕助論>! 内容(「BOOK」データベースより) なぜ、金田一耕助は犯人を捕まえないのか!?主演男優が綴る、金田一耕助論。 商品の説明をすべて表示する
金田一です。の詳細
本のタイトル : 金田一です。
作者 : 石坂 浩二
ISBN-10 : 4048949055
発売日 : 2006/12
カテゴリ : 本
ファイル名 : 金田一です.pdf
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以下は 金田一です。 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
「犬神家の一族」に主演した石坂浩二が著者です。「犬神家の一族」がどんな物語であるのかを分析している、それを通じて役者という職業について自分の考察を述べている本ともいえます。役者というものは監督の指示通りに演じている職業なのかなと勘ぐっていました。この本を読むと役になりきり、役者が演じるためには、徹底的に考えて納得していくことが重要であることがわかります。その結実として演技の立ち振る舞いになるのだという。それを、「犬神家の一族」を例にとり意味が解説されています。映画のワンシーンを深く鑑賞するための参考になるでしょうし、今までと違った角度で演技について考えることができるのだろうと思います。著者の思考のプロセスが参考になります。その一場面のなかにどれだけの要素があり、精選していくのかについて、試行錯誤があったことを垣間見ることができます。著者の役者としての息の長さが、生得的に恵まれた才能(容姿等)かつ時間をかけてじっくりと考え、教養を深め、役を作っていくプロセスがあるからだろうと推測しました。さて、どんな仕事でもしっかりと考え続け、ほんの僅かな収穫でも自分の成長につなげていくところが私にとって参考になったところです。テレビ等の語り口から拝見するように文章もおだやかでわかりやすい内容で読みやすい本です。おすすめです。ぜひ手に取って読んでみてください。
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