遊廓に泊まる (とんぼの本)本pdfダウンロード

遊廓に泊まる (とんぼの本)

によって 関根 虎洸


4.3 5つ星のうち(15人の読者)

遊廓に泊まる (とんぼの本)本pdfダウンロード - 内容紹介女性一人でも気軽に泊まれます。売春防止法施行から60年。地図上から「遊廓」は消えても、転業旅館や飲食店として今なおその姿を留める元妓楼があった! そんな希少な現役営業中の「泊まれる遊廓」を渾身取材。独特の意匠を誇る廓建築の内外観を隅々まで撮影し、往時を知る人々の証言を収載。奇跡のように残された20の「夢の跡」へ、ディープにご案内する。内容(「BOOK」データベースより)昭和33年4月、売春防止法が施行され、日本地図から「遊廓」は消え、娼妓たちは去り、建物が残った。その後、あるものは元妓楼経営者の住処となり、あるものはアパートや店舗となった。60年を経た現在、建物の老朽化が進み、取り壊されたものも多いが、いまなお奇跡的にその姿を留めているのが「転業旅館」。現在全国にわずかに残る、現役で営業中の「泊まれる遊廓」を渾身取材。独特の廓建築を内観外観ともに隅々まで撮影。往時を知る人たちの証言も収載。これぞ日本最後の遊廓の姿を伝える貴重な記録である。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)関根/虎洸 フリーカメラマン。1968年埼玉県生まれ。元プロボクサー。2014年、旧満州に残る遊廓跡を訪ねたことをきっかけに遊廓建築の撮影を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

遊廓に泊まる (とんぼの本)の詳細

本のタイトル : 遊廓に泊まる (とんぼの本)
作者 : 関根 虎洸
ISBN-10 : 4106022842
発売日 : 2018/7/31
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 24 (現在のサーバー速度は19.58 Mbpsです
以下は、遊廓に泊まる (とんぼの本)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
この本は、フリーカメラマンである著者が、かつての遊郭で今は旅館として営業している宿を訪れ、実際に泊った記録です。遊郭の建物が残り、その建物を活用しながら現在も旅館営業している宿なので、「私が元気なうちは続けるが・・・」というような宿もあり、今このような本が出版されて、記録にとどめられるのはとても貴重なことと思います。とりあげられているのは、日本国内14宿、うち東北や北陸が8、京都が2、奈良が1、三重1、広島1、山口1。宿は、技巧を施した大きな建物もあれば、小さな建物もあります。また、写真に収められた調度品も重厚なものもあれば、ちょっと不思議なアイテムもあったりで、なかなか興味深いです。さらには、上記以外にも、日中戦争以前にあった中国の遊郭や、現在は焼き肉店になっているところも取材しています。本書では、さまざなま遊郭が取り上げられており、ほんとうにいろんな遊郭があったということが感じ取れる本です。私は、売春防止法ができて以降に生まれた年代に当たりますので、近年まで遊郭があっったこと自体改めて認識し、ある種の感慨を抱きました。また、それが転業されて、宿として長年営業を続けてきた風雪、年輪が加わって風合いをもった宿の数々にとても興味をひかれながら読ませていただきました。なかなか興味深い、貴重な本であり、一読に値する本と思います。

0コメント

  • 1000 / 1000