朝永振一郎著作集〈3〉物理学の周辺電子ブックのダウンロード

朝永振一郎著作集〈3〉物理学の周辺

によって 朝永 振一郎


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朝永振一郎著作集〈3〉物理学の周辺電子ブックのダウンロード - 内容(「MARC」データベースより) 湯川秀樹との「よもやま話」をはじめ、物理学の周辺領域に話題をひろった対談・座談・講演など多彩な内容を盛る。生物学、語学、教育など幅広い話題を収録。1983年刊の新装。

朝永振一郎著作集〈3〉物理学の周辺の詳細

本のタイトル : 朝永振一郎著作集〈3〉物理学の周辺
作者 : 朝永 振一郎
ISBN-10 : 4622051133
発売日 : 2001/10/6
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 21.06 (現在のサーバー速度は21.81 Mbpsです
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この本の目次は以下の通り。ソルベー会議と現代物理学座談 理論物理学の課題――ハイゼンベルク博士を囲んで――対談 よもやま話物理学者のみた生命座談 日本の自然学精神をめぐって対談 右巻き、左巻き対談 時の流れ自然科学と外国語対談 科学者にとってことばとは何か対談 これからの日本の教育物理学雑感座談 朝永先生大いに語る座談 科学と知的好奇心科学の周辺物理雑話物理学と物の考え方物理学雑感物理学雑感難しい物理学のやさしい話物理学と文明とのかかわり物理学あれやこれや物理学の周辺より私的な記事が集められた前巻『朝永振一郎著作集〈2〉物理学と私』と異なり、この巻では物理学に関する、より公的な記事が多いと言える。当時の日本や海外の物理学界の趨勢について、シュレーディンガーやボーアが生命をどのように捉えたか、生物や人工物に見られる右巻きや左巻きについて、物理学と生物学から見た時間について、ことばについて、教育の望ましい姿について、知的好奇心について…この巻で取り上げられるテーマは幅広い。しかも、著名な物理学者であるヴェルナー・ハイゼンベルクや湯川秀樹と朝永振一郎との興味深い対談も収められている。ただし、目次の「科学の周辺」以下は講演録であり、そのなかには前巻に収録された講演の内容と重複する部分も少なくない。特に印象深かったのは、松岡正剛を交えた「日本の自然学精神を巡って」という対談における朝永振一郎の発言だ。“やっぱり物理学は数学からはいるものじゃなくて現象からはいって数学に至るもの。そしてそこで立場の自由が広がるもの。こういった性格のものですよ”…物理学に対する筋の通った態度がうかがえるような言葉ではないだろうか。それに関連すると思われる発言が「難しい物理学のやさしい話」にもある。“自然の神様というのは人間が問いかけると、イエスとかノーとかくらいの返事はして下さる、こちらからの適切な質問に対してですが。この問いを上手にやるのが学者として大事なことで、あまり見当はずれの問いをしては答えが得られません。そこでいろいろと調査をしたり、傍証を固めたりして問いかけをして、答えをもらうわけです”。真面目な部分ばかり取り上げたが、飄々としてユーモアのある、やわらかくも明快な朝永振一郎の語り口はこの巻でも充分に味わえる。

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